2016/05/08
主なコンテンツ
2:04 「分割されたアクティングエリアと観客の関係」 7:23 「字幕付きの海外公演でわかったこと」 8:16 「客席と分割された2つの舞台」 11:08 「役者(プレイヤー)と観客の関係について」 15:00 「「台詞を言いにきた体」とは別の体」 19:40 「劇場の環境を感じる力 劇場にこだわるモダンな意図」 25:27 「新しく参加する役者たちに伝えたいこと」 27:14 「2つの「大谷能生」を同時に走らせる」
昨年の6月山縣太一さんによる初の戯曲・演出・出演で話題となった「海底で履く靴には紐が無い」は、ミュージシャン・批評家として知られている大谷能生さんが、ガチで役者として舞台に立った作品として、演劇界内外に衝撃を与えました。
本作は、その余韻さめやらぬ一年後に放たれる第二作。大谷さんも出演するけれども、本作では新しい役者たちが多数出演する点で、興味深い進展が起きていました。
山縣さんにしても大谷さんにしても、本業の役者やミュージシャン・批評家として名声を得ている二人が、それに飽き足らず、未来に向けてしかるべき方法的試みを投げかけているということに、ぼくは驚きまた期待してしまいます。BONUSは6月の上演に先がけて稽古場を見学、その直後にインタビューを行いました。演劇へ向けられた二人の真摯な言葉にぜひ耳を傾けてください。
木村覚
撮影場所: STスポット
撮影日時: 2016年4月25日午後
撮影・編集: BONUS
STスポット提携公演/特別協力 急な坂スタジオ
「ドッグマンノーライフ」
作・演出・振付 山縣太一
出演 松村翔子、山縣太一、木下毅人、上蓑佳代、中野志保実、矢野昌幸、横田僚平、藤倉めぐみ
2015年6月1日 - 13日
STスポット
http://officemountain.tumblr.com